アーカイブ | 6月 2014

池袋の魅力

池袋は新宿・渋谷のような華やかさは無く、青山のようなヘアサロンはありませんし、夜遊びは六本木と比べるまでも無く、バーニーズ的なセレクトショップもありません。
じゃあ何があるの?と問われれば、それは劇場の多さ。有名なところでは東京芸術劇場をはじめ、バラエティ豊かな催しの行われるサンシャイン劇場、シアターグリーン、池袋演芸場は都内に4つある常設寄席のうちの一つです。また、サンシャインには水族館もあって心癒される場所も。
また、新宿・渋谷はオシャレな若者のイメージが強いのですが、池袋は良い意味で適当。ですので服装や見た目に気を遣う必要が殆どありません。また、駅を挟んで東西に伸びる繁華街で何でも揃えることができることも魅力の一つです。

池袋の歴史

実は鉄道が整備されるまでは池袋は全くの過疎地であり、寒村の一つでした。転機が訪れたのは1912年。当時の繁華街であった神田・巣鴨への乗り入れを前提とし、ターミナル駅として仮に池袋駅として開設。しかしあくまで仮であり、中心は依然として神田・巣鴨でした。ところが双方共に様々な問題が発生し、都心への延伸を断念。結果として成り行きで池袋が起点となったものでした。ですが、ここにまず百貨店が建てられ、東京市電(後の東京都電)が池袋駅に乗り入れを果たすと段々賑わいを見せ始めます。人の往来が多くなると様々な企業が池袋に出店し、それが積み重なって今の池袋となったのです。赤羽や巣鴨よりも発展が遅かったものの、その後の交通網の発達により今の池袋が形成されました。

池袋はダサい街からオシャレな街へ

嘗てはダサい街として取り上げられていた池袋ですが、最近は渋谷や原宿に匹敵する程おしゃれな街になっています。住みたい街ランキングでは上位に入り、住民の数も急増しています。
その理由のひとつとして、若い女性が増えたことが挙げられます。池袋では近年おしゃれな商業施設が続々と建ち、コスメやファッション、日本初の店がオープンするなど、若い女性をターゲットにしています。こういったお店がたくさんできたことが、人気急上昇の要因となっているのです。
もともと、池袋駅周辺はさまざまな施設を網羅しており、渋谷以上に若い女性の集客力がありました。しかし、戦後の池袋で行われていた闇市、さらに中高年の男性が通うような居酒屋街や風俗街があるという背景から淀んだダークなイメージを持たれ、若い女性に敬遠されていたのではないかと言われています。